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不覚にも本当に泣いてしまった究極のおすすめ小説1冊

武士
世の中には様々な内容の小説が執筆されている。一生費やしても読み切れない程の数の小説がある。
私含め小説好きの方は、膨大な数の小説の中から常に読みたいものを探し読んでいる。
その膨大な数の中から、私は素晴らしい小説に出会ってしまった。
約1億2千万人いる日本人口の中で、産まれてから死ぬまでの間に出会う人の数はたかが知れている。結婚したい人と出会うのも奇跡的な出会いだ。
まるでそのような出会いを感じてしまった小説だ。
何が素晴らしいのか、、、、、
不覚にも本当に涙を流して泣いてしまったのだ……
頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。
『影法師』より引用

磯貝彦四郎、この男の生き様は誰にも真似できないと思う。誰にも何も告げる事なく静かに死を遂げていた。親友の勘一が行方を追って全ての真相を知った時は、本当に身体が震えて涙が出てしまった。
男として真似する事が出来ない程かっこいい、また非常に悲しい生き方をしたなと感じる。これほどまでに胸が苦しくなるような気持ちになった小説は初めてだ。
また最後に”みね”が磯貝彦四郎の墓参りに行った時、昔の彦四郎とのエピソードを回想している場面……胸が熱くなる・・・
” 涙を流して泣く ” 事からかれこれ十数年遠ざかっている人が多いのではないだろうか。
私もそうだった。
しかし、この本を読んで十数年ぶりに涙を流して泣いた。
泣いた後はなんと清々しい事か。
あなたも十数年ぶりに泣いてみてはいかがだろうか……この本をよんで。