「小さい子供は大人には見えないものが見える」と昔からよく聞く。
かつては「本当かよ?」と半信半疑だった。
がしかし、今では間違いなく私もそう思う。
なぜなら、突然娘たちがせきららに語り始めたのだ。私や妻が全く見えない人たちの事を……
- どうしよう?
- このまま娘達は成長してもずっと見え続けてしまうのか?
- 霊感があるのか?
- 怖いんだけど……(;^ω^)
実際に起こった事を記載していく。
同じような状況に置かれている人の何か役に立てばと思う。
結果的にどうなったか
- 1ヶ月程で何も言わなくなった。
- 今現在ではもう何も言わないし、何も見えないようだ。また私たちも何も聞かないようにしている。
実際にした対応方法
- 正直何も対応方法がなくて、見守るしかなかった。
- 子供達が見えている事を色々言ってくるので、私たち大人には見えないからと言って、頭ごなしに否定はしない。
- 優しい口調で、どんな人が見えているかを具体的に聞き出した。
- 怖がったりしたら、「大丈夫。パパ(ママ)がいるよ。守ってあげるから」と言葉をかけた。
子供が見えている事が判明した時の状況
その時は突然訪れるのだ。
娘達が2、3歳頃だったと思う。
夜寝る時よく娘が誰もいない場所をじっと見ている。
そして、微笑んだり何か喋ろうとしたりしていた。
始めは特に気にしていなかったが、毎夜続くのである時聞いてみた。
「どうしたの、何かいるの?」
「……」
「何、どうしたの?」
「おばあちゃんがいる」
「え」
「いつもおばあちゃんがいるの」
「(◎_◎;)・・・」
「知っているおばあちゃん?」
「知らない」
「いつも笑っている」

確かこれが始まりだったと思う・・・・・夜寝る時になると色々言いだした。
「いつもお兄ちゃんがすごい速さでここを走っていく」
「おねえちゃんはいつもあっちからくる、やさしいんだよ」
「おじさんは窓からこっちを見てる、こわい」
「どんだけいるんだよ、こえーーよ」

だが一番怖かったのは、昼間の出来事だ。
皆で居間のソファーに座ってくつろいでいる時
「パパもう少しあっちいって」
私がちょっとどいて場所を空けた。そして娘達はオモチャを持ってきてそこに置き始めた。
普通に遊ぶのかなと思ってみていたら、オモチャを持ちあげては落としている。
「何してるの?」
「お友達と遊ぶの」
「お友達?どこにいるの?」
「パパの横」
「(◎_◎;)」 さすがにちょっと寒気がした。
当時の事を娘たちに聞いても全く覚えていないらしい。
子育てというのは、色々大変だ。
しかし、この様な事で悩まされるとは予想外な出来事だった。
しかし本当に幼児は大人にはない不思議な力があったようだ・・・・
用心しないと・・・・・