第一子は夫婦にとって初めての子。だから右も左もわからないので様々な事に非常に敏感になり、過剰に心配してしまうのではないでしょうか?
その項目の中の1つに「ハイハイ」がある。
寝返りから始まり、ずりばい、ハイハイとできるようになっていく。
<ずりばいとは>
調べるとだいたい7ヶ月 ~ 8ヶ月頃でハイハイができるようになるという事だ。
しかし私の上の娘は、1歳半過ぎてもハイハイをする気配もなかった。そもそもうつ伏せにすら嫌がってならなかった状態だった。
もっというと、ずりばいすら満足にしなかった。
当然心配してしまう。
- ハイハイしないので筋肉が発達せず、一生歩けるようにならないのではないか?
- 仮に歩けるようになったとしても、何かしら障害がでるのではないか?
- 無理やりでも、ハイハイをさせた方がいいのかな?
といった、赤ちゃんがハイハイを全くしない事により心配している方の為に参考になればと思い、我が家の「全くハイハイしない娘」の時の経過と対応方法を実体験を基に記していきます。
赤ちゃんがハイハイしなかったが何の問題もなかった
結論として、まったく問題はなかった。
今現在、「ハイハイしない娘」は、7歳になる。どこか脚が弱かったり、筋肉がどうこうというのはまったくなく普通に走っているし、歩いている。
経過
上記にも書いたが、1歳半になってもハイハイをする気配がなかった。
本当にうつ伏せにもなろうとしないし、無理やりうつ伏せにしてもすぐ仰向けになってしまう状態だった。
じゃあ、自分でまったく移動できなかったと言えば違う。
ちょっと特殊な移動の仕方をしていた。
お座りをしている状態から器用に脚だけ動かして移動した(下記図)

病院に聞いたら「珍しい移動の方法ですね」と言われた。あとハイハイをしないのは個人差もあるし、もうしょっと様子をみましょうと言われた。
おそらく、この方法で自分で移動していたから、ハイハイはしなかったんじゃないかなと思う。
ハイハイをさせるのはあきらめた
結局その後は全くハイハイをしなかったので、あきらめた。
次の段階の「つかまり立ち」へ進める事とした。
この時、すでに1歳7ヶ月くらいだった。周りの子供と比べるとかなり遅い方だと思う。
どうしても、親というのは我が子の成長速度と周りの基準とを比較してしまう。
そして、我が子の成長が遅いと心配になり悩んでしまうものだ。
しかし経験上、過剰に心配する必要はないと思う。
なぜなら、我が娘は「ハイハイ」も「ずりばい」もほとんどしないで、いつもお座りの状態でいて、動きたい時は、上記に示した図のように特殊な移動方法で動いていた。
そして、そのあと「つかまり立ち」 → 「歩く」 という経過をたどっている。
子供につかまり立ちへ興味をもたせる方法
ハイハイをしないので、つかまり立ちをさせていく事にした。
- 子供の腰のあたりを両手で支える
- 一瞬両手を離し、また腰を支える
- 一瞬子供が独りで立っている瞬間ができる
- この時に、「独りで立てたねー」「すごいねー」とほめて言葉をかけると、子供も喜ぶ。
- 子供がまたやって欲しいと催促するので、① ~ ④ を何度か繰り返す。
- そうすると徐々に自分で立とうとしてくる
この方法でやっていたら、あっという間に「つかまり立ち」ができるようになった。
このつかまり立ちをやらせる時は、ベビーサークルみたいなのを利用してやるのがやりやすいのではないかと思う。
無理やりハイハイさせる必要はない
結果、すぐにつかまり立ちができたのはよかった。
今まで何とか「ハイハイ」をさせようとしてたのが、なんだかばからしく感じてしまった。
「ハイハイ」をしないからと言って、無理やりさせる必要はまったくないし、過度に心配する必要もないと思う。