少しの時間乗るだけで、気持ち悪くなってしまう。
”酔い止め薬”も試したが、効果がなかった。
このままだと子供が車やバスに乗るのを嫌がり、どこも出かけれなくなってしまう。
学校や幼稚園の行事でバスに乗って出かけるので非常に心配だ。
この記事は上記のような事を解決する内容となっています。
我が家の子供は、3,4歳の頃から車酔いがひどくなり困り果てていました。
でも、原因を特定して、しっかりと対応すれば車酔いを回避できます
実際に効果があった、酔わないようにする方法を紹介します。
Contents
はじめに車酔いする原因を特定する
「酔う」という単語はまだ理解できない場合もあると思うので、「気持ち悪くなる」という単語を使い子供に聞きます。
個人差はあるが子供が3歳後半くらいになれば、質問すればしっかりと答えてくれるはず。
「どうして気持ち悪くなっちゃうの?」と聞いてみましょう。
ちなみに3歳の我が子に聞いたら「気持ち悪いから気持ち悪い」「車が嫌だから」という原因を特定できない素晴らしい答えが返ってきた時もありました……
根気よく聞きます。
当時我が家は車を所有しておらず、バスにもあまり乗らなかったため、車慣れしていなかったので ”車の揺れ”が原因だろうなと思っていました。

しかし実際の原因は
- 車内のにおい
- 一度酔ってしまうと車やバスに乗るのが怖くなり、乗る前から嫌がったり、「乗ると酔ってしまう」という思いが強すぎする精神的な事からくる拒絶感
とわかりました。
車の揺れがは全く関係なかったのが意外でした。
車独特のにおいが、とても嫌みたいで、それがマイカー、他人の車、バス、タクシーすべてにおいて、においに敏感に反応して、嫌がり気持ち悪くなることがわかりました。
下記の記事は、乗り物酔いについて、興味深い事が書いてあります。もしよろしければご参考に。
原因がわかれば、次は対策です。
車内の匂いに対する対策
実際に下記の方法を試しました。
車やバスに乗る時に
- ハンカチやタオルで鼻を押さえる
- マスクをする
- アメやガムを食べる
一番効果があったのは、「ハンカチやタオルで鼻を押さえる」でした。
それでは、1つずつ解説していきます。
マスクをする

マスクをしても、微妙なすき間があり、完全に車内のにおいをシャットアウトできないので、だんだん気持ち悪くなってきてしまいました。
あと、息苦しくなったり、邪魔になったりして途中で外してしまいました。
評価:
アメやガムを食べる

アメやガムを食べている間は、車内独特のにおいを多少ごまかせて、気持ち悪くなる事が少なくなりました。
しかし、ガムやアメの味は長続きしないので、味がなくなると「ガム(アメ)ちょうだい」と言ってきて、無限に与えなければならなくなるかもしれません。
評価:
ハンカチやタオルで鼻を押さえる
普通にハンカチやタオルを鼻にあてるのも良いが、香りのスプレーを振りかけてから鼻にあてるのが効果絶大でした。
始め車内に入った時に、車独特のにおいを強く感じて、だんだん気持ち悪くなっていく事が多いです。
なので、車内に入る前に、「ハンカチやタオル」に好きな香りを吹きかけてから、鼻を押さえて入る事をおすすめします。
ハンカチやタオルなら鼻を押さえながら、寝る事もできます。
またスプレーが手元にあれば、香りが薄くなってきたら、ハンカチやタオルに吹きかけて香りを復活させることもできるので非常に便利です。
じゃあ、どんな香りのスプレーが良いのでしょうか?
子供の好きな香りのスプレーです。
それは、香水でも消臭スプレーでもなんでもいいのです。
子供と一緒に探しましょう!
評価:
マイカーを持っている人は
子供が車内に入る前に、子供が座る席の周辺に、香りのスプレーを撒きましょう。
そうすれば酔いづらくなります。
マイカーを持っている人は、わざわざ「ハンカチやタオル」で鼻を押さえることはありません。
マイカーを持っている人は、におい対策として、スプレーを撒く前に「車独特のにおい」を消臭剤を置いてにおいをある程度消してしまう事をおすすめします。
においを消したうえで、スプレーで香りを満たせば、かなり効果があります。
実際に我が家でも、しっかりと対策してしまえば「車酔い」を忘れて寝てしまいます。

参考として、私が使っている香りのスプレーは、「ホワイトムスク」です。この香りは、子供が好きで決めたものですが、やはり車内に香りを撒くので、親もある程度好きな香りを選んだ方がいいと思います。
そうしないと、今度は親がこの香りのスプレーで、気持ち悪くなってしまいます。
香りのスプレーを撒く前に、車内のにおいを消すため、「ドクターデオ」というのを置いたら、思っていたより車内のにおいが消えました。
もし、マイカーの車内のにおいを消してから、香りを満たしたい人は、消臭剤を置いた方がいいかもしれません。
精神的な気持ちから酔ってしまう対策
子供というのは、1回でも車で酔ってしまうと、次に車に乗るとき非常に嫌がります。
すでに乗る前に、気持ちで負けてしまっています。
なので、上記のような対策等をして
少しの時間(5分 ~ 10分)でもいいから、車に乗せて
「1度、酔わないで車に乗る事ができた」という事を達成させる
そうすると自信がつきます。
ここで、酔わないで車に乗れた事について、ものすごい褒めてあげるのが大事です。
そして、次から車に乗る前にはこう言いましょう
- 前乗った時、酔わなかったら大丈夫だよ
- 好きな匂いの付いたハンカチもあるから大丈夫だよ
とにかくポジティブな事を言い聞かせ続けよう。
さらに「酔い止め薬」も飲ませれば、精神的な対策はバッチリです!!
そうすれば、子供も自信がついてきて、気持ちにも余裕がでて、不思議と酔わなくなっていきました。
「病は気から」といいますが、本当にそうだと思います。
まとめると下記表になります。

「車の揺れ」で酔ってしまう時は
これまで、
- におい対策
- 精神的な対策
を解説してきました。
しかし、「車の揺れ」で酔ってしまう子供は非常に多いと思います。
実際我が子も何回か「揺れ」で酔った事があります。
ただ、大人でも酔ってしまいそうな峠で、急カーブの連続の道でした。
じゃあ、「揺れ」で酔ってしまう子供への対策はどうすればいいのか?
- 車で長距離移動の場合 → 寝せてしまう
- 車で近距離移動の場合 → おしゃべり等をして、「車の揺れ」から注意をそらす
経験上、これしかないかと思います。
成長するたびに
車に乗った時の、自分の子供の様子を観察していると、成長していくたびに「車に酔う」という事が少なくなってきているなと感じました。
しかし、どんな子供も必ずしもそうではないですが・・・
なんとか子供の「車酔い」は、回避したいものです。