子育て 夫婦

【困った】小学生の子供が突然不登校。親としてどう対応する

もしあなたの子供が突然不登校になったら、どう対応しますか?

冷静でいられますか?

いや、無理かもしれません。少なくとも私はこう思ってしまいました。

「マジかよ!」

「よりによってうちの子供が。なんで普通に学校も行けないんだよ。勘弁してくれよ。どうすりゃいいんだよ」

「あー、なんでこんな事になるんだ」

わたしは小学2年生と3年生の娘の父親です。

2年生の娘が突然不登校になってから、6ヶ月以上が経とうとしてます。

はっきりいって不安でしかたありません

  • この子の将来はどうなってしまうのか
  • このままずっと学校に行けないで引きこもりになるんじゃないか
  • 勉強もどんどん遅れてってしまう。大丈夫なのか?
  • 学校に行かないのに、遊んでばかりいるんだけど、、
  • もしかして子育ての仕方が原因なのか

* 書ききれないぐらいの心配事があります。

不登校気味になって始めの4ヶ月くらいは、カウンセラーに通ったぐらいで他は特別な事もしないで様子を見て待っている状態でした。

しかし徐々に状態が悪化していき、どうしていいかわからず「出口の見えないトンネル」に入り込んでしまいました。

しかし色々調べ、不登校の娘への対応方法も決めました。

不登校の娘とどう向き合っているか、また娘が突然不登校になってしまった経過を紹介します。

それによって我が家と同じような境遇に置かれて、どう対応していいかわからなくなっている方の少しでもお手伝いになればいいなと思っています。

 

不登校の娘への対応方法(結論)

  • 子供の褒めれる部分を探し出し、褒める。1日3回以上は褒めて子供に自信を与え続ける → 自己重要感を高める
  • 子供の話をよく聞いてあげ、否定せず共感し、承認する(ありのままを受け入れてあげる)
  • 子供の嫌がっている事(ストレス)から遠ざける(例えば、学校や勉強、友達 etc)
  • 子供のやりたい事を一緒にやる。工作等
  • あせらず学校に行かせようとしないで、まずは子供を元気にする事を考える

だいたいこんな感じです。

不登校がはじまった頃は、「どうにかして学校に行かせよう」とそればっかり考えていました。

  • 「先生やお友達が待っているよ」「どうして行かないの」
  • 「ほんとうは学校に行かないとダメなんだぞ」
  • 「勉強がどんどん遅れていっちゃうよ」「好きな授業だけ行く?」
  • 「給食だけ食べに行く?」
  • 「このまま行かないでどうするつもりだ」

いろいろな言葉をかけてきました。

今思うと娘を苦しめてきたのかなと感じます。

上に示した対応方法は、ある人のメルマガと2冊の不登校関連の本によって決めました。

ある人というのは「青田 進」という方です。

この方の存在を知ったのは、まさに出口の見えないトンネルにわずかな光が差し込んだ瞬間でした。

メルマガや不登校の本は、実際に不登校から立ち直った例や具体的な対策方法も書いてあり知る事ができたのでかなり助かりました。

「あ、そうそうこれこれ。これが知りたかったんだよ」と思う内容が多かったです。

そして対応方法も決める事ができ

精神的にかなり楽になりました。

精神的に楽になるという事はかなり重要だと思います。

いきなり子供が不登校になったら何をどうしていいかわからないし、あせるし、ストレス溜まるし…

これから不登校の子供との激しい戦い?が控えているのに、精神的にやられてしまっていると、共倒れになってしまうかもしれません。

ただ、メルマガや不登校関連の本でちょっと気になる事があって、想定している不登校児が「小学校高学年から上の年代」な感じがしたこと。

私の娘はまだ小学2年生なので話の具体例や対策がマッチしない箇所もありました。

しかし逆に考えるとまだ症状は軽く、不登校が改善しやすい状況でもあるのかなと感じました。

うちみたいにまだ小学校低学年でも、かなり参考になるはずです

青田 進(あおた すすむ)氏

         👆

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他の方の質問内容とそれについての回答も確認できるので、かなり役に立つと思います。

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不登校関連の本はたくさんありますが

私が不登校対策の軸とした本です。

  • 学校に行けない理由とは「恐れ」
  • 教育とは「しつけ」ではなく、「子供の能力を引き出し気づかせる事」
  • 過去に対しての「なんで?~」という質問はダメ、未来への「どうしたら~」という質問がいい
  • 親が自分の人生を楽しんで生きている事を見せるのがいい影響を与える
  • 子供は親の本音を見抜いている
  • 「学校に行きなさい」「学校に行かなくてもいいんだよ」と言わないで、「自分で決めなさい」と言う

等々

心が救われる言葉、考えさせられる言葉が色々ありました。

この「学校に行かなくてもいいんだよ」って言ってしまうと思うんですよ。

子供を安心させるために、つい言ってしまいました。

そうしたら不登校の妹が姉に「嫌だったら学校に行かなくていいんだよ。無理しなくて休めば」なんて言っていて苦笑いでした。

行かないのが当たり前・「別に行かなくていいんだ」となりますし、「だって学校に行かなくていいって、ママ(パパ)言ったじゃん」となり、何も言い返せない時がありました。

不登校になって始めの2ヶ月くらいは「今は充電期間です。力が充電されるのを待ちましょう」とカウンセラーの方に言われた通りひたすら待っていました。

しかし子供の状態は徐々に悪化していきました。ケースバイケースなので、カウンセラーの方の言葉が間違っている訳ではないと思いますが・・・・

子供が不登校になり約6ヶ月。

対応方法を決め、やり始めてから2ヶ月。

特に学校には行ってないですが(行きたい気持ちはあるようです)、明るく元気で過ごせています。

 

ときどきママと学校の外から校庭でやっている体育の授業を見に行ったり、他の生徒が下校したあと、先生とママと教室で勉強したり、先生とキャッチボールしたりしています。

担任の先生や学校がものすごく親身に協力してくれている事も、娘に良い影響を与えてくれているのかなと感じております。

 

しかし心の奥では、正直これでいいのかなと不安もあるし、あせりの気持ちも強いです。

 

子供の性格や家庭環境等も各々違うし、はっきりいって対応方法の正解はわかりません。

いや恐らく正解なんてないと思います。

 

ただ最近思う事があります。

昔と今では、不登校児に対しての考え方、取り組み方が変わってきてる。

ほんとうに子供が学校に行けなくて、それでも無理やり行かせようとして家庭や子供が壊れてしまうくらいなら、行かなくてもいいのかなと思う。

選択肢は色々あるし、ちょっと他の人とは別の道を歩むだけかなと……

 

子供が学校に行けないからって、極端に悩まなくていいのかなと思います。

 

究極をいうと「元気で笑って生きていてくれるだけでいいかな」

と感じます。

 

初めて学校を拒否した時の事

「はぁー、はぁー、ゼー」泣いて、上手く話せない状態の娘。

過呼吸だ。

 

コロナの影響で長期休校になり、明日から学校という前日の夜、皆で布団で寝ようとしていたらいきなり過呼吸が発生。

かなりビックリした。一体全体何が起きたんだと、、救急車を呼ばなきゃだめかなと感じるくらい苦しそうだった。

しかし少ししたら落ち着いて寝たが、翌朝なんとなく具合が悪そうなので、病院に行き学校を休ませる事にした。

この時点ではただの体調不良と思っていて「1日休ませたら体調もよくなって普通に学校に行けるだろ」と軽く考えていた。

しかし翌日すぐに元気になったが、またその夜同じように過呼吸発生、、、

しばらくして過呼吸が落ち着いた時に、娘に事情を聞いてみた。

泣きながら言いづらそうに声を振り絞って

「が、学校、、、行きたくない、、」

そういうことか、それが原因なのね。

これで過呼吸の原因が判明。

娘はこの時をきっかけに不登校気味になってしまった。

 

学校に行けなくなった原因は?

学校に行きたくない理由を聞いてみた結果……

  • 給食を全部食べないとだめだからいやだ(嫌いな物や全部食べれない時は苦しいらしい)
  • 友達に話しかけられるのがいやだ
  • 教室に入り難い(なんとなく入りずらいとの事)
  • なんか嫌だ……行きたくない

聞いていると、子供自身でもはっきりと原因がわからない感じ。いろいろな細かい要素が組み合わさっているよう。

あと子供の性格も関係してるのかなと思う。

不登校につながりそうな娘の性格の「要素」は

  • すごいまじめ
  • 周りの視線をすごい気にする
  • 少しでもルールから外れるのを嫌がる
  • 他人の気持ちを考えすぎる(そこまで考えていたのかとびっくりするくらい)

一番心配していた「いじめ」や「孤立(友達がいない等)」ではなかった。

 

コロナの影響で学校が長期休暇になった時は、ほぼ毎日「学童」に楽しそうに通っていたので、学校に通えなくなるとは思いもしなかった。

娘曰く、「学童」に通う事と「学校」へ通う事はちがうとの事。

子供の状態の変化

通学に関して

子供の状態として① → ⑦の順番になっていきました。

  1. 集団登校で皆と一緒に行かず、時間通りにママと一緒に学校へ行く
  2. 授業の途中からママと学校へ行くようになる
  3. 放課後だけママと行くようになる
  4. 気持ちが行けそうな日だけママと行くようになる
  5. ほとんど行かなくなる
  6. 行かないのが当たり前になる
  7. 先生が家庭訪問にくるようになる

 

学校へ行った後のパターン
  1. そのまま保健室へ直行(妻帰る) → ずっと保健室 or 途中で教室へ行く
  2. 妻が教室まで一緒に行く → 落ち着いたら妻帰る
  3. 妻が教室まで一緒に行く → 妻が子供の隣に座り授業も一緒に受ける → 妻が途中で帰る(給食が終わるまで一緒にいる時もある)

「子供の状態」

  • 教室に入るまでが時間がかかる
  • 学校へ近づくにつれて、表情がくらく、顔つきが怖くなっていく。足取りも重い。泣く時もある
  • 完全に1人では学校へ行けない。姉と一緒でもだめ。「ママがいないといやだ」という
  • 学校から帰ってくると「楽しかった」という時もある

日が経つにつれて家から外にでるのも嫌がりはじめるし、「学校」「宿題」と言った言葉をだすと表情が豹変するようにもなりました。

はじめの頃は妻が付き添えば通えてた学校も、徐々に状態は悪い方向へ行き、まったく行かなくなりました。

家にいる時はどうしているのか

おもな過ごし方

  • ママと近所の公園に遊びに行く(不登校になったばかりの頃)
  • ママとお買い物に行く(車でちょっと離れている商業施設など)
  • 家で携帯を見る(時間制限あり)
  • 何もしないでグダグダしてる
  • 工作をする(大好きだ)
  • たまに勉強

ゲームはあるけど基本的にはやらない。姉がいる時だけ一緒にやっている。

先ほども言いましたが日が経つにつれて家からでるのを嫌がるようになってきました。

おそらく人の目を気にしているのだと思います。

大人が思っている以上に、子供は色々考えているし、感じているなと感じます。

平日にみんなは学校に行っているのに自分は行ってない。近所の公園に遊びにいったりしても「小さい子しかいないから、なんか恥ずかしい」と言っていた事がありました。

ときどきですが、学校が終わり姉が帰宅したあと一緒に外に遊びに行ったり、姉の友達や自分の友達と一緒に遊ぶ事もあります。

工作が大好きなので、色々作っては家庭訪問に来てくれる先生に見せたりもしてます。

 

思い返すと不登校になる前に気になった事

今思うと、娘の心は悲鳴をあげていたのかと思うことがあります。

幼稚園の年中くらいから不登校が始まるまで、チック症の症状が見られた事です(現在はない)

病院に行って診てもらったらチック症との事でした。症状がひどかったり、一時的に治ったり繰り返していました。

視力が測定できない事です。これも心が問題だと診断されました。現在も視力が測定できない状態です。

直接不登校と関係ないと思いますが、小学2年生になりますが、まだ寝る時おむつを履いています。不登校になってからは、寝る時以外もおむつを履きたがるようになりました。

それで現在は常におむつを履いています。

 

心を広く持つ

不登校の娘を観察していると

  • 言う事聞かない
  • 超元気
  • だらだらテレビや携帯ばかり見る

こんな感じでダラダラ過ごしている姿を見るとつい言いたくなってしまい、ガミガミ言うと急に不機嫌になったり、黙り込んだり、怒り出したり。

 

不登校関連の本やメルマガ読んでも、子供の状態にもよるがあまり言うのはよくないとの事。

実は子供はすごく苦しんでいると言う事だったので、そのへんを意識しつつ接していかなければならないと思います。

夫婦だけで悩んでいると、対応方法がわからないので、やはり何かに頼る事が大事だと思うし、精神的にも楽になります。

青田 進(あおた すすむ)氏

         👆

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他の方の質問内容とそれについての回答も確認できるので、かなり役に立つと思います。

私は不登校についての「無料の小冊子」を手に入れて読んだ事をきっかけにメルマガも読み始めました。(無料の小冊子の在庫は確認して下さい)

これですね👇 (小冊子)

私が不登校対策の軸とした本です。

 

 

あと朝起きるのも遅くなりがちで、食事も朝昼一緒になる事が多い。これもよくない。

これは何か義務を与えると朝起きるようになると思います。

うちはハムスターのお世話係に任命して(本人もやる気満々)朝起きやすくしています。

学校行かないけど、朝6時半頃に起きてハムスターのお世話をするようにもなってきています。

 

心を広く持ち、決めた対応方法をコツコツ実践していくしかないかなと感じております。